ブルーとベリーの小さな惑星

2008年11月1日-3日STスポット
撮影|飯田浩一

チラシより

立方体の部屋の中に一人でいます。
ドーナツ型に広がったゴミの中に、います。

クルミ入ったパンとか食ってます。

僕はある夫婦から産まれて、その夫婦もある夫婦から産まれて、その夫婦もある夫婦から産まれて。

とか考えながら、 クルミ入ったパンとか食ってます。

「ごほんごほんと絵本は鳴く」は家族の話。
「ブルーとベリーの小さな惑星」は夫婦の話。

始まりと終りの中間地点にいます。
宙ぶらりんになって、います。
水槽のようなこの部屋で、天井見ながら浮かんでいます。
胎児の格好をして。

藤田貴大

パンフレットより

これから誰かと2人で過ごすとか、すごく考えにくい。
でもあの2人の関係から自分は産まれた。
それは明らかで。
だからすごく混乱させてくる原因はそれで。
現に”2人”のことばかり考えている自分は、
“2人”を避けるかのように”1人”でいるようとするんですが、
結局”2人”のことが能に粘着して離れないのです。

2人になってしまった2人は、未だ発見されていない宇宙の果ての小さな小さな惑星に飛ばされます。
その惑星には、何か潜んでいるかわからない。
そこでは、どう生活すればいいかも、きっとわからない。

ただ一つ、なんとなくわかるのは、その惑星は紫色だということ。
それだけでした。

藤田貴大

出演

青柳いづみ  小椋史子
伊野香織  松原由佳
吉田彩乃  横山真
藤田貴大

スタッフ

作・演出
藤田貴大
舞台監督
森山香緒梨
照明
吉成陽子
宣伝美術
本橋若子
制作
成田亜佑美
舞台写真
飯田浩一