口のして、思い出される、夏の感触。遠くから、聞こえてくる、食卓の音。

塩ふる世界。

2012年2月17日-18日横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
(国際舞台芸術ミーティング(TPAM)in yokohama 2012参加 大平勝弘(STスポット)ディレクション)
撮影|松本和幸

パンフレットより「この再演、腹痛しまくり」

この作品はわりと腹に効く、いや、効く、とは意味としては逆で、腹痛を促してくるんですよね。でももしかしたら再演とは、そういう、腹痛伴う作業かもしれなくて、僕はだから腹痛を良しとします。と、このように宣言します。

作品を再演をするという作業は、僕ら、日々、お稽古を繰り返している人間にとっては、なんら特別なことではないように思えます。
僕らは日々、複数人が一ヶ所に集まって、同じことを何度も、再演しています。それが練習だろうが、本番だろうが、関係なく、ずっと再演しています。だから、なんら、特別なことではないように思えます。

上演を繰り返すことも。
場面を繰り返すことも。
言葉を繰り返すことも。
動作を繰り返すことも。

なんら、特別なことではないように思えます。

それは日々、同じようなことを繰り返すように。
そして、
ある記憶が頭の中で何度も繰り返されるように。

反復というループの中で、多少ズレていく色々があったとしても。

人は毎日、なんらかの再演を繰り返しているように思うのです。

とはいえ再演はとても疲れますね。腹痛伴う再演作業を、どうぞ。

2/11 藤田貴大

出演

青柳いづみ  伊野香織
荻原綾  尾野島慎太朗
川崎ゆり子  高山玲子  吉田聡子

スタッフ

作・演出
藤田貴大
舞台監督
熊木進 島田佳代子
舞台美術協力
細川浩伸(急な坂スタジオ)
照明
吉成陽子
音響
角田里枝
字幕
新井知行(PARC)
通訳
山口惠子
制作
林香菜 梅村祥子
相原佳香 永松祥一
舞台写真
松本和幸

クレジット

協力
急な坂スタジオ
主催
国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2012 実行委員会