スープも枯れた

2007年9月14日ー15日創造界隈ZAIM 本館地下一階
2007年9月20日ー22日桜美林大学 徳望館地下小劇場
2007年9月23日桜美林大学 明々館

パンフレットより 「ぼくとアリスとマームとジプシーと」

ウサギ役で登場する伊野香織氏に「不思議の国のアリス」、を勧められたのは、たしか20歳の時である。
アリスはウサギに誘われて、ウサギの穴に落ちていく。落ちた先に不思議の国があるのだが。夜な夜な黙々と読んだのを覚えている。上京して、色々うまくいかずうろうろしていたぼくと、不思議の国で一人、孤独にうろうろするアリスは、なんだか、少しだけ重なる気がした。

いつも思い出すのは、やはり夕飯前のあの感じで、夕暮れに染まったあの感じで、
「ご飯だよ。」と言われるあの瞬間の、逆行にぼやっと浮かぶ母親が、きっとぼくのしたいことなんだと。

宇宙のような、不思議の国のような、この場所に、ぼくはずっと馴染めずにいるんだろう。
変化に怯え、安定を求めるだろう。でも変化していく。安定など有り得ない。変わらないのは、帰りたいって、そういう気持ちだけ。

それだけは変わらないでいてほしいと、そう願いたい。

2007年9月21日 藤田貴大

あらすじ

どこかの惑星。人間たちが色々悩んだりするお芝居。
今、すごく宇宙に行きたいが、行ったら行ったで、すごく帰りたくなる気がする。
帰りたくなる場所が、地球なのか、自分ん家なのか、
それは知らないが。
とにかく帰りたくなると思う。
でも、まあ、だから、すごく宇宙に行きたい。
行って、色々確かめたい。

出演

青柳いづみ  池口舞
伊野香織  小椋史子
斎藤章子  林香菜
緑川史絵  召田実子
横山真  渡辺六三志

スタッフ

作・演出
藤田貴大
舞台監督
森山香緒梨 花嶋弥生
照明
吉成陽子
衣装
青柳いづみ
制作
成田亜佑美
宣伝美術
本橋若子
素材写真
召田実子