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ヒダリメノヒダ

 201543日-12日/神奈川芸術劇場KAAT大スタジオ

撮影:橋本倫史

▽ チラシより

ぼく自身の幼少期。左目の視力が極端に落ちていた時期がありました。その左目から見つめていた、半透明な世界。よく遊んでいた、空き地。機関車が真ん中に置かれていた、空き地。あそこにいた、おんなのこ。濁っていたり、透きとおっていたりする歪な断片を、まったく新たな構造を用いて、重ね合わせながら描いていきます。


ぼくが日頃、とてもリスペクトしていて、影響を受けているみなさんも招いて、多角的に。視覚と記憶、そして浮かび上がる未来について。セッションしながら、かんがえています。


マームとジプシーとして、かなり挑戦的な作品になるでしょう。それほどにこの作品にて、ぼくら自身の、いままでとこれから、ってことで見つめ直して。そしてしっかりと繋げていきたいとおもっているのです。


222 藤田貴大


 

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▽ パンフレットより

左眼からみつめていた、濁った世界があった。
ヒカリが眼球のなかの壁にあたる。
眼球のなかの暗闇。
視界の片隅には、ちいさなおんなのこが映っていた。
あれからずっと、影みたいに。
おんなのこは、ぼくにつきまとっている。
記憶の風景を反転させて。
まだ見たことがない。
これから見ることができるかどうかもわからない。
未来の風景を。
この作業の果てに、見ることができるか。
おんなのこに、また出会えるか。
そんなことをかんがえながら、ゆっくりと作業をすすめている。
これは、あのころのぼくを解剖する作業だ。

3
20   北海道伊達市にて。
藤田貴大

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出演

石井亮介  尾野島慎太朗  川崎ゆり子
中島広隆  波佐谷聡  吉田聡子  藤田貴大
[ゲスト]
Kan Sano(
ピアニスト)  スズキタカユキ(ファッションデザイナー)  ホンマタカシ(写真家)  山本達久(ドラマー)

スタッフ

作・演出/藤田貴大  衣装/スズキタカユキ(suzuki takayuki)  舞台監督/森山香緒梨
音響/角田里枝  映像/召田実子  照明/富山貴之  映像オペレーター/久津美太一
助成/公益財団法人セゾン文化財団 芸術文化振興基金  提携/神奈川芸術劇場KAAT
チラシデザイン/吉田聡子  制作/林香菜

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