mum&gypsy

MUM& GYPSY 10th Anniversary Tour vol.1
あっこのはなし

〔埼玉〕2017年723日/ 24日/彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
〔長野〕2017年8月3日/サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 多目的ルーム
〔北海道〕2017年816日/札幌市教育文化会館 リハーサル室A
〔愛知〕2017年9月9日/穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース
〔兵庫〕2017年913日/AIHALL 伊丹市立演劇ホール

撮影:井上佐由紀

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舞台映像は有料でこちらよりご覧いただけます。

▽ チラシより(藤田貴大)

この旅を終えたあと、ぼくらはなにを想うだろう


2017.4.16 藤田貴大

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▽ パンフレットより(藤田貴大)

なんかわからないけど、ここ数年、たえまなく、
この作品と向き合ってきた気がするけれど、
なんでこの作業を選んできたかというのは、自分にとっても、まったくに不思議なことだ。
でもどうしてだろう、なにがしたい?と問われると、
あっこのはなし。と答えてきたのだった。
それはなんでだろう、あんまりかんがえて答えていないようにもおもうけれど、
でも直感として、この作業をしていなくてはいけない、と自分に課している部分もある。
30 代という時間をどうしたら生きていけるのか、なにをかんがえながら?
あっこのはなしでつくっているトーンがなければ、ほかの作品も成りたたない。
ここで描かれているのは紛れもなく「現在」の自分であって、

「あのころ」の自分ではない。
「現在」と「あのころ」はつねに引っ張りあって、お互いを成立させている。
「現在」という時間のなかで、未来のイメージを膨らませながら、
同い年のあっこと並走していく、この作業。
この先もつづけていきたい、はやく続編をつくりたい、とおもうのは、
「現在」というものは、おもっていたよりずいぶんはやく、
未来へ向かっていて、そしてそのことにぼくは焦りをかんじているのだとおもう、
あっこのはなしという装置で、その速度にダイヤルを合わせて、まだ見ぬ未来に備えている。
「現在」を踏まえながら、備えている。


2017.7.4 藤田貴大

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出演

石井亮介 伊野香織 小椋史子
斎藤章子 中島広隆 船津健太

スタッフ

作・演出/藤田貴大
音楽/UNAGICICA


照明/南 香織(合同会社LICHT-ER
音響/田鹿 充
映像/召田実子
衣装/荻原 綾
舞台監督/森山香緒梨


演出部/加藤 唯 熊木 進 丸山賢一
照明部/阿久津未歩(合同会社LICHT-ER
音響部/八城浩幸(株式会社article


宣伝美術/名久井直子
宣伝写真/橋本倫史
インタビュー(特設サイト内)/橋本倫史
制作/松野 創(彩の国さいたま芸術劇場)
林 香菜 古閑詩織(マームとジプシー)


Other Member/小西 楓 佐々木美奈 猿渡 遥 辻本達也
豊川弘恵 若林佐知子 渡辺ひとみ


企画制作/公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 合同会社マームとジプシー
主催/公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団


©2018 mum&gypsy