これから誰かと2人で過ごすとか、すごく考えにくい。
でもあの2人の関係から自分は産まれた。
それは明らかで。
だからすごく混乱させてくる原因はそれで。
現に"2人"のことばかり考えている自分は、
"2人"を避けるかのように"1人"でいるようとするんですが、
結局"2人"のことが能に粘着して離れないのです。
2人になってしまった2人は、未だ発見されていない宇宙の果ての小さな小さな惑星に飛ばされます。
その惑星には、何か潜んでいるかわからない。
そこでは、どう生活すればいいかも、きっとわからない。
ただ一つ、なんとなくわかるのは、その惑星は紫色だということ。
それだけでした。
藤田貴大